ディスク領域不足なオタクの外付けHD

脳内で整理するのが苦手なので文字に起こしています。めせもあという最強のアイドルが好きです。

計画的失恋

※毎度毎度そうですが、こちらは個人的な心境の記録です。

とうとう横アリまで1ヵ月を切ってきて、『最後の○○』がグッと増えた。



推しメンが大舞台を終えて活動休止をした時、
そして推しメンが卒業発表を携えて休止から復帰した時、

私は心の準備をし始めた。
不器用な私は、そうでもしないと上手に見送れないと思ったからだ。*1

当初は正直心の整理がつき切らない中ではあったものの、“やらない後悔よりやる後悔” 。
「こうしておけばよかった」という後悔だけは絶対にしたくなかったから。

身の丈には合わないかなと迷っていたファンミーティングに応募したり(ありがたいことに当選した)、
今までだったら選ばなかったであろう地方の現場に参加したり(当時の日記見返したら「迷ってる場合じゃねえ!うるせぇ!行くぞ!」と書いてあった。意外と元気でウケた)、

12月8日より先の自分を具体的に想像するようにもなった。
横アリの次のお休みは一人でカラオケに行って失恋ソング大熱唱大会なんてベタなことをやってみようかな、とか
年末は数年ぶりに実家で大晦日生まれの弟を祝おうか、とか、
くだらないことから大事なことまで、目をそらさず考えてみたりして。


どうにか割り切るまでには、発表から2か月半ほどの時間を要した。*2

割り切る とはいえ、もちろんマイナスな感情が一切なくなったというわけではない。
漠然と抱えていたモヤモヤを少しずつほどいていったら 寂しいと大好きだけが残った結果 悲観的ではなくフラットに捉えられるようになった、くらいがニュアンスとしては正しいのかな。

ただ、どうせすべてを終えた後は寂しくて泣くだろうし感傷にも浸るだろうし、じゃあ今目の前の現場をそういう風に過ごすのはもったいないかもしれない と思うようになった。
日替わりで観たかった演目を引き当てて、感極まりつつもどうにか目をかっぴらいて見逃さんとするあの感覚に近いかもしれない。(笑)


どういう風に見送りたいか、どういう言葉で送り出したいか、ということも次第に考えるようになった。
最後になるであろうお手紙の下書き(テキストデータ)に、迷いながら時間をかけて少しずつ文字を打ち込んでは消して。
推しメンと話せる回数が片手分になった頃からは、お手紙ではなく直接伝えておきたいことや聞いておきたいことをよく吟味して、残り回数と照らし合わせて。


とにかく、ひたすらに準備を整え続けている。

こんなにも心の準備をして迎える別れがあるんだなあ、と、一歩引いた私がふと考える。
下手したらちょっとおもしろいな(FunnyではなくInteresting)とまで感じているかもしれない。

たしかに卒業がよぎって寂しくなる瞬間というのは、それを知っているのが早ければ早いほど多く訪れる。
でも少なくとも私はこちらの方がずっと良いと思った。
為す術もなく突然別れることになってしまうよりは、自分でいろんなことを選んで迎える別れの方が。
だからやっぱり、これだけの猶予を設けてくれた彼らには頭が上がらない。



もういよいよ足を運べる現場の数自体すら片手に収まるようになってきました。
そのすべてを、最後まで私なりに 私らしく楽しもうと思っています!


なんとなく奈良までに頭の中を整理しておきたかったので心境を綴ってみました。
ちょっとくどくて長ったらしいお気持ち表明でしたが、こんなところまで読んでくれてありがとう。どうか自分らしく楽しもうね!

*1:推しメンに似て(コラ)誠実ではない(笑)オタクだったので、休止中も手放しに残留するとは考えていなかったです、正直に言えば。もちろん絶対辞めるとも思っていなくて、割と半々でフラットに想定していたかも。ただもし卒業するなら、という心づもりは随分とたくさんした。卒業しなかった場合でも杞憂で済むので

*2:wataaya728.hatenablog.com